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日本一ソフトウェアは本日(2013年10月31日),同社が2014年1月30日に発売を予定しているPlayStation Vita用ソフト「魔界戦記ディスガイア4 Return」の最新プロモーションムービーを公開した。 PS3版「魔界戦記ディスガイア4」にはなかった新要素が紹介されているほか,個性豊かなキャラクター達の掛け声や,シリーズお馴染みのハチャメチャな戦闘シーンなども確認できる。 また,本作で風祭フーカを演じる三森すずこさんの写真を使用した販促物が,11月6日より,全国のゲームショップに登場する。三森さんは本作の宣伝隊長も務めており,今後さまざまな場所で宣伝活動を行うとのこと。本作が気になる人は,その動向に注目だ。 PlayStationVita『魔界戦記ディスガイア4 Return』 プロモーションムービー第1弾公開のお知らせ 『魔界戦記ディスガイア4 Return』プロモーションムービー第1弾を公開いたします! 日本一ソフトウェアは2013年10月31日より、『魔界戦記ディスガイア4 Return』公式サイトおよび、YouTube・ニコニコ動画内の『日本一チャンネル』において本タイトルのプロモーションムービーを公開いたします。 本PVでは、PS3版『魔界戦記ディスガイア4』より新しく追加&収録された『Return』ならではの要素を一挙に紹介! 原田たけひと氏が描く個性豊かなキャラクターたちの掛け声や、ディスガイアシリーズお馴染みのハチャメチャな戦闘シーンにも注目! ぜひご覧下さい! ムービーはこちらでご覧いただけます。 『魔界戦記ディスガイア4 Return』公式サイト http //disgaea.jp/4return/ ニコニコ動画『日本一チャンネル』 http //www.nicovideo.jp/watch/1381971928 YouTube『日本一チャンネル』 http //youtu.be/DTw-hT4ryzs 関連情報風祭フーカ役・三森すずこさんが掲載された販促物が、全国各地のゲームショップに出現! 11月6日より、『魔界戦記ディスガイア4 Return』の宣伝隊長である三森すずこさん(風祭フーカ役)の写真を使用したスタンドPOPが、全国各地のゲームショップに登場いたします!フーカの衣装を着た可愛らしい三森さんは必見です!ショップにお立ち寄りの際はぜひチェックしてみてくださいね! 今後も三森すずこさんには様々な場所で宣伝活動をしていただく予定です。続報をお楽しみに!
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魔界戦記ディスガイア4 Return パッケージ版/ダウンロード版 SRPG 5,478円(税込)4.5GB 打倒政腐、政拳奪取、魔界改革!“地獄”からはじまる世直しストーリー、開幕! Nintendo Switch向けに最適化され、遊びやすくなった『魔界戦記ディスガイア4 Return』。 ディスガイアシリーズではおなじみとなった底なしのやり込み要素と、様々なブッ飛んだゲームシステム。 最凶のキャラクターを育成し、400種を超える多彩な特殊技で戦闘をド派手に盛り上げる… ストーリークリアで終わらない、ディスガイアならではの無限のゲームプレイをお楽しみいただけます。 メーカー 日本一ソフトウェア 配信日 2019年10月31日 対応ハード Nintendo Switch セーブデータお預かり対応 対応コントローラー Nintendo Switch Proコントローラー プレイモード TVモード, テーブルモード, 携帯モード プレイ人数× 1 対応言語 日本語 レーティング CERO A Vita版勢だけどこれには手を出さない方が良い 睡眠時間が減る -- 名無しさん (2021-02-02 01 03 20) 上に書き込んだ奴より Switch版も買ってみたけど Vita版よりも倍速設定に出来るからびっくりした -- 名無しさん (2021-02-10 21 08 33) 名前 コメント
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魔界戦記ディスガイア4 Return攻略wiki 魔界戦記ディスガイア4 Returnの攻略まとめWikiです。当Wikiはどなたでも編集を行えます。皆の利用するWikiです。他人に迷惑をかけるような行為は控えましょう。 タイトル 魔界戦記ディスガイア4 Return ジャンル 史上最凶やりこみシミュレーションRPG ハード PSvita 発売日 2014年1月30日発売 価格 パッケージ版:5980円 DL版:5000円 発売元 日本一ソフトウェア CERO A
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登録日:2009/09/09(水) 00 07 03 更新日:2023/07/21 Fri 19 58 56NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 PS3 PSVita SRPG やりこみ ゲーム バカゲー 不良 優等生 勇者 学園 悪魔 日本一ソフトウェア 魔物 魔王 魔界 魔界戦記ディスガイア 魔界戦記ディスガイア3 魔王の理事長に上級悪魔の凶師。ひねくれ者の生屠達。ねじまがった価値観を植え付ける為の、悪魔の悪魔による悪魔の為の施設。彼らはそれを ―魔立邪悪学園― と呼んだ… 『魔界戦記ディスガイア3』(Disgaea 3 Absence of Justice)2008年1月31日に日本一ソフトウェアから発売されたSRPG。ハードはPlayStation3。 2011年11月27日にPS3版のDLCを全て収録し、新シナリオや『ディスガイア4』からのゲストキャラクター、イノセント倉庫などの4で実装されたシステムが逆輸入されたReturn版が発売。ハードはPlayStation Vita。 PS3というハードを生かし、月一の追加キャラや後日シナリオ等のアイテムを有料配信している他、精力的にバグ修正。約1年弱に渡り更新し続けてきた。これは4以降の作品でも引き継がれた。 無料のDLCでは、PS3で無料配信されているソフト「まいにちいっしょ」に登場する井上トロとクロが凶師として登場し、武器としても戦闘に参加する。 しかし、他のディスガイアシリーズと比べると移植に恵まれず、現在ではやや手を出し辛い作品になってしまっている。 ~ストーリー~ 邪悪学園のとある一室。そこには理事長である魔王の息子、「マオ」が住んでいた。とある理由で打倒魔王を企むマオ。魔王を倒せるのは勇者しかいない、とお付きのじいやに言われたマオは勇者を目指すことになる。 そんな時に魔界に魔王退治へとやって来た(自称)勇者アルマース。 ヘタレな勇者?と魔王の息子の出会いからこの物語は始まる。 ~用語~ 【魔立邪悪学園】 魔王であるマオの父親が経営している学園。魔界全域が学園敷地なので、学園とはいうが、魔界そのものといっても過言ではない。長い歴史の中でも卒業した者は無く、魔界のエリートほど早く放校処分となっている。 【優等生】 ブッ飛んだ価値観を持つ邪悪学園において、『暴力的、反権力的、自己中心的、モラルに反する』連中のこと。生屠達は真面目に優等生を目指し、不登校を決め込んでいる。 ちなみに人間界ではDQNと呼ぶ、 【不良】 優等生とは逆に、『平和的、利他的、規律に厳しい良心的な』悪魔のこと。無遅刻無欠席で、学園の凶師達の手を煩わせるやっかい者。良心的だが良識はあまり無い。 人間界では、秀才とか委員長と呼ぶ。 【十紳士】 邪悪学園きっての不良達。3号生(最高学年)という以外の詳細は不明。 エリート程早く学校からいなくなるのに、学園きって不良である彼等が最高学年なのは言ってはいけない 【ココロ】 悪魔の根幹。悪魔にとって、ココロを支配されることは己の全てを支配されることに等しい。その為、ココロ銀行なる施設があり、そこでココロの保管、管理を行なっている。 ~キャラクター~ 【マオ/魔王の息子】(声:平田宏美) 理事長の息子。自称邪悪指数180万の天才。かつてデスオメガステーションポータブルを父である魔王に踏み潰され、その復讐を誓う。改造オタクであり、すぐに欲情するヘンタイ。 ちなみに歴代最年長主人公で殿下より400歳以上年上 主人公なだけあり、高い基本ステータスに優秀な技、と非常に使いやすいキャラ。最強技は「ヴァサ・アエグルン」 【アルマース・フォン・アルマディン・アダマント/勇者】(声:下野紘) とある国の近衛兵をしていた(自称)勇者の青年。兵の中でも最弱であったが、敬愛する姫を守る為に勇気を振り絞って魔界へ来た。しかし魔界で称号をマオに奪われ、悪魔見習いになってしまう。完全に悪魔になる前に称号を返してもらう為、マオに同行する。勇者オタクなヘタレ。今作のヒロイン(♂)そして真の主人公。 攻撃能力はあまり高くないが、「自分よりレベルの高い相手からの被ダメ半減」の固有魔ビリティーが超強力。パーティの壁になる。最強技は「助けて!女神様!」 【ラズベリル/No.1の不良】(声:斎藤千和) 邪悪学園きっての不良生屠で、マオの幼なじみ兼ライバル。小柄で、恐らくマローネよりいろいろ小さい。ヒロインとして紹介されているが、扱い的にはアルマースのほうが… 口癖は「すっげー、サインくれ」 数少ない魔物型の固有キャラ。 特筆すべきは魔チェンジ時の固有技で、レベル上げ時に大変お世話になる。他にも、汎用アビリティーの仏恥義理レンジが優秀。最強技は「不良心得3漢凶保護」 なお、DLCで彼女の後日談シナリオが追加出来る。 【チャンプル先生/家諦科凶師】(声:桑原敬一) 誰も見たことがない伝説の凶師。度々マオ達の前に現れ、熱したフライパンのように熱いクッキングバトルを繰り広げるぞなもし!! しかし、何でもかんでも料理に例えて話すから折角のいいアドバイスが台無しぞなもし! 高いSPD、反撃を強化する固有魔ビリティから、拳を装備するのがオススメぞなもし。「轟炎獅子投炒め」が最強技ぞな。 【サファイア・ロードナイト/ごんぶとな姫】(声:長谷川明子) 最強無敵のキラーマッスィーンなお姫様にして、アルマースの想い人。清楚な顔立ちだが、結構はっちゃけた性格。いつも瞳に星が飛んでいる。 悲しくとも何故か泣くことが出来ない自分が嫌い。可愛いもの好き。 姫君であるためヒロイン候補であるはずなのだが、扱い的にはアルマースのほうが… 基本固有キャラ唯一の回復魔法の使い手として活躍。その為最強技も回復の「レジェンドホワイト」。 またHit補正も高い為、ガンナーとして間接攻撃要員にも。 なお、イベント中に度々「地獄突き」なる技がでてくるが、本人の拳適性は低い。 【ビッグスター様/2号生筆頭】(声:鈴木千尋) マオの上級生達のリーダーで、マオと互角の実力の持ち主。ナルシストだがリーダーとして優秀であり、個人主義揃いの悪魔達を取りまとめている。「様」までが名前。 割りと万能な物理アタッカー。固有魔ビリティーの「貴様の攻撃など効かぬ」により、屈指の耐久力も兼ね揃える。最強技は「ローゼンスターズ」 【極上のサルバトーレ/十紳士】(声:山田美穂) 十紳士の一員。常に士官のような命令口調で喋るおねいさん。規律に厳しい。女なのに紳士。 非常にバランスの取れたステータス&耐性の持ち主。決定力に欠けるが、間接攻撃要員として非常に使いやすい。最強技は「極上・銃王無神」 【鶴の明日禍&リリアンの狂子/ラズベリルの子分】 ラズベリルの子分の不良達。狂子は常識的なくのいち、明日禍は天然気味な侍。汎用キャラと同じドットキャラだが、カットインやフェイスウィンドウはちゃっかり固有のものが用意されている。 【ラハール&エトナ&フロン】 いつもの三人。 【アクターレ】 売れない芸人。固有技が非常に優秀で、魔ビリティーも編成次第ではかなり強力。アホキャラだが意外と強い。 【マローネ】 ファントム・ブレイブからの登場。「清らかなココロ」を盗まれた状態で仲間になるので、毒舌でめんどくさがり。一瞬だがムービーにも登場。マローネファン感涙。 【アサギ】 アサギの項目を参照。 【ニジレッド】 初代から登場し続けていたニジレンジャーが遂に仲間に。何故か魔物型キャラの為、魔チェンジ可能。最弱キャラ。 【ヤンス・ザンス・ゴザンス】 マオの邪魔をするゴブリン兄弟。後にマオをオヤビンと慕うことになる。 【首狩り拳法のゴールドナックル】 紙芝居が趣味のザコ。 【PTA会長】 パーフェクト・ターミネイト・エージェント達のリーダー。可愛いがザコ。 【じいや】(声:窪田吾朗) マオの世話を甲斐甲斐しくする専用の執事。常にマオの行動を先読みしており、適切なサポートを行う。のだが…? ~システム~ 今作は『ディスガイア2』以前にはなかった新システムが多く実装されており、以後の作品にも継承されている。 【学級界】 特殊なマップに移動する。基本はアイテム界と変わらないが、奥の階層の小部屋でマナを支払うことにより、装備適正の強化、魔ビリティーの継承、技の継承、基本能力の向上、委員会の拡張などが行え、キャラクターを強化出来る。 後発作品では学校が舞台ではないため「キャラ界」と名前が変わっている。 【魔ビリティー】 各キャラ変更不可の固有魔ビリティーと、前述の学級界で他キャラに継承出来る汎用魔ビリティーがある。前作までは極めればどのキャラも同じ性能になったが、これにより今作では各職業の個性が充実した。 【魔チェンジ】 魔物型キャラを人型キャラの武器へとチェンジさせる。強力な技が使えるようになる反面、2ターンで武器は消失する。 本作以後に発売された『2ポータブル』にも実装されている。 【ホームルーム】 前作の暗黒議会とエクストラゲインの効果を足したもの。各キャラを委員会に割り振ることができ、その委員の委員長はエクストラゲインの恩恵を受けられる。また委員会とは別に席替えがあり、隣接キャラとの連携率アップやステータスボーナスなどの恩恵が得られる。 ただし、前作までとは異なり、エクストラゲインにて魔法を習得することはできない(一時的に使用できるようになるのみ)。 【汎用キャラ】 今作は非常に職業の数が多く、汎用人型キャラだけで26種、汎用魔物キャラで20種(DLC無し)もいる。魔チェンジや魔ビリティーにより個性が広がったことを加えると、かなり自由度が上がったといえよう。 あと夜魔族のデザインが大幅に変更された。エロカワイイ。 また、汎用キャラには他の日本一作品からのゲスト出演も多い。 ファントム・ブレイブ ガンナー♀(PBでの商人)、珍茸族(エリンギャー)、寝子猫族(サーベルキャット) ファントム・キングダム 魔人 ソウルクレイドル 応援師 さあ! みんなも魔立邪悪学園に入学しよう!! ♪入学お待ちして、お、り、ま、す〜(魔立邪悪学園入学希望者CMソング) 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] SwitchとかSteamに来てほしい -- 名無しさん (2022-04-30 12 51 04) ディスガイア3だけPC移植されてないんだよね。マール王国やラ・ピュセルの移植も決まったしこれもいつ来てもおかしくないとは思うけど。 -- 名無しさん (2022-04-30 12 59 02) 名前 コメント
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魔界戦記ディスガイア3 日本一ソフトウェア 2009.9.17 PS3 魔界戦記ディスガイアシリーズの3作目 魔界の学園が舞台のやり込みS・RPG 魔界戦記ディスガイア3 ラズベリル編はじめました。 魔界戦記ディスガイア3のアペントディスク(単体起動は出来ない) DLCとして配信されていた、後日譚の「ラズべリル編」を楽しめる。 続編 魔界戦記ディスガイア2 前 魔界戦記ディスガイア4 次
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魔界戦記ディスガイア4 魔界戦記ディスガイア4 フーカ&デスコ編はじめました アペンド版 魔界戦記ディスガイア4 Return 機種:PS3, PSV, PS4, Switch, PC 作曲者:佐藤天平 開発元:日本一ソフトウェア 発売元:日本一ソフトウェア 発売年:2011, 2014(PSV), 2019(PS4/Switch), 2020(PC) 概要 「ディスガイア」シリーズ4作目。 超高精細なドット絵が目を引く。 2014年に『魔界戦記ディスガイア4 Return』の題でPS Vitaへ移植された。 BGM担当はやっぱり佐藤天平。 収録曲 曲名 補足 順位 ラストエンゲージ 歌:下田麻美長谷川明子 2011年187位 Black Gate Sparkling 2011年136位 Candlelight ピアノソナタD4番 Puppet Smile Makai Theater セピア色の夢 House of Peers 獣王の爪跡 Miserable Smash Beat Old Friends Across the Darkness Make the Hell Golden Memories 歌:サラ オレイン Arcadian Vampire 歌:大河内雅子 Organon Lord Willing 希望の欠片 Show the Pride Noble Marble Hold You Back ラストバトル348位 悲しみの雨 Pandora Ignition 歌:佐藤天平 Glory Days 飛べない翼 Team-D4 Army’s March 真紅の十字架 カナリア航海 ~Little Bird In Your Universe~ 歌:三森すずこ サウンドトラック 魔界戦記ディスガイア4 オリジナル・サウンドトラック PS3初回限定版特典 魔界戦記ディスガイア4 フーカ&デスコ編はじめました Original maxi single PS3『魔界戦記ディスガイア4 フーカ&デスコ編はじめました。アペンド版』同梱特典 魔界戦記ディスガイア4 アレンジサウンドトラック 魔界戦記ディスガイア4 Return ディスガイア ボーカルソング the BEST PSV予約特典
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魔界戦記ディスガイア4 ストーリー 概要 評価点 賛否両論点 問題点 その他つっこみどころ 総評 余談 魔界戦記ディスガイア4 Return 概要(Return) 評価点(Return) 問題点(Return) 総評(Return) 魔界戦記ディスガイア4 【まかいせんきでぃすがいあふぉー】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション3 メディア BD-ROM 1枚 発売・開発元 日本一ソフトウェア 発売日 2011年2月24日 定価 7,140円(税込) レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 魔界戦記ディスガイアシリーズ ストーリー 魔界の底辺にある刑務所“地獄”ここは罪を犯した人間の魂を加工し、下っ端悪魔の“プリニー”として出荷する施設である。今、その地獄の真ん中で、プリニーの教育係を務める吸血鬼・ヴァルバトーゼが怒りに拳を固めていた。彼が手塩にかけて教育してきたプリニー達が、出荷の目前に突然拉致されたのだ。「おのれ……、許さんぞッ!このままではプリニーどもとの約束が果たせないではないか!」ヴァルバトーゼには彼なりの美学があり、約束や契約を守ることを信条としている。プリニーと交わした「イワシを与える」という約束をなし崩しにされては黙っていられない。彼に付き従う狼族の青年・フェンリッヒの情報によると、どうやらこの騒動は地獄を管理する者、地獄を統括している“魔界政腐”のたくらみによるものらしい。「イワシの約束を果たすまではたとえ政腐だろうと大統領だろうとプリニーどもに手出しはさせん!!」プリニーとの「イワシの約束」を果たすため、ヴァルバトーゼたちは魔界政腐からのプリニー奪還作戦を決行!横暴な政腐の行いを正すため、かつて暴君と呼ばれた吸血鬼が行動を開始する。(公式サイトより引用) 概要 日本一ソフトウェアの看板タイトルであるディスガイアシリーズの第4作目。キャラクターデザインは原田たけひと、楽曲は佐藤天平が担当。 ステータスは前作『3』と同様9999万まで強化可能(HP、SPは10億以上も可能)、千単位でレベルアップ、ダメージ一億超えなど、膨大なやり込み要素と凄まじいインフレが売りのSPRG。 最大の特徴は精巧に描かれたキャラクターグラフィック。それまでドット絵だったキャラクター達が、高解像度のイラストになって登場する。 また自分だけのマップを作成し配信できる「マップエディット」や、界賊団を組織し他のユーザーに殴り込ませる(あるいは助っ人にさせる)「界賊エディット」など、本格的なオンライン要素が追加された。 ストーリーは政治をテーマにしている。主人公のヴァルバトーゼは大のイワシ好きで、次回予告は彼のイワシ講座になっている。 評価点 キャラクターグラフィックの3D化 グラフィックが大幅に強化され、キャラクターの動きもより多彩となった。 本作のメインキャラだけでなく、過去作や他作品のキャラクターもDLC・隠し要素として高解像度で登場する。特にDLCによる新キャラ参戦はファンを大いに盛り上げた。 3Dとは言っても、2D風に作られた3Dであり前作までのファンも安心して入り込めるようになっている。ある意味、2DドットRPGの3D化において理想の形とも言える。 「魔チェンジ」システムの改良 前作では「変形合体」を彷彿とさせる事から虜になったファンも多い「魔チェンジ」システム。だが育成が進むと逆にステータスが下がるなど調整の粗いシステムであった。 本作では「魔チェンジ」での能力強化量が増え、また装備武器の能力値も受け継がれるためより使い易くなった。特定の条件を満たせば「魔チェンジ」の二刀流も可能である。 汎用キャラクターのボイスパターンの追加 1つの職業につき3種類用意されている。 これにより、汎用キャラクターの性格を選べるようになり、キャラクターにより愛着が湧くようになった。 難易度の上昇 前作よりも本編の敵の強さが上がっており、(寄り道なしのプレイなら)より歯ごたえのある戦闘を楽しめるようになった。 隣接キャラのダメージを肩代わりする「かばう」や、自動で追撃を行う支援攻撃など、戦略性も増している。 アイテム界やレベリングで育成しすぎるとバランス崩壊するのはこれまで通り。 充実したオンライン要素 オンラインを通じてやり込みを自慢できる。自軍の最強キャラを配置した腕試しマップを作ったり、倒させる気ゼロの最強界賊団を作ったりなど。 ジオエフェクト、ジオブロックも自由に設定可能。1ターン以内にクリアしないとゲームオーバーのパズルマップ、攻撃回数がビックリするほど増える稼ぎマップなど色んなものが作成できる。 他人が作ったマップをプレイするのも面白い。特に上位のマップはいずれも高難易度で、本作の隠し要素よりも歯ごたえがある。 さらなるダメージインフレ シリーズが出る度にダメージ量が上がってきたディスガイアシリーズだが、「マップエディット」システムの登場により、ダメージ量を増やすのに適したマップの作成が可能となり、さらにダメージ量が上昇した。 本作では100兆ダメージでダメージ量がオーバーフローするのだが、オーバーフローしなかった場合の理論上は1該ダメージを超える事となった。 メイキングの自由度が高い 本作に限らず、ディスガイアシリーズは総じてキャラメイクの自由度が高い(過去シリーズ共通)。 名前を好きなタイミングで変えられるなど言うに及ばず、男女異なる職業間、果ては人間から魔物へも転職することが可能(*1)。 本作では性格選択により、戦闘中のボイスだけでなく、拠点でのセリフも変化。今まで以上に愛着がわくようになった。 今回は装備適性が全キャラ、最大値の300%まで成長させられるようになった。そのため、この手のキャラ(メイク)ゲーにありがちな「このキャラのグラは好きだが弱いため、泣く泣く他のキャラを育てる」ということが無いようになっている。 拠点エディットにより、箱庭を作る感覚で楽しめる要素が増えた。 施設を近距離において利便性を増やすほか、本作のバトルステージを利用することも可能。また、『2』のホルルト村や『3』の凶室など過去作の拠点フィールドも使用することができるため、過去作のプレイヤーだと更に楽しめるようになっている。 上述の汎用キャラクターを自由に置ける。また、置いたキャラによりセリフが変化するため、何度でも楽しめる。 以上のように、単に強さを求める以外の「やり込み」要素も充実している。 ヴァルバトーゼの魅力 己の信念や悪の美学を貫く 自称ダークヒーローアクターレよりも ダークヒーローテイストあふれるかっこよさ、悪魔とは思えない純粋さ、そこからくる強烈なキャラクター性からユーザーからは本作が発売されて12年以上たった今でも根強い人気がある。 公式の人気投票でもほとんどが好成績を収めているのもそれを裏付けている。 特にディスガイアRPGと二十周年記念の公式人気投票では、シリーズの顔といえるラハールを抑えての一位を獲得するという快挙を成し遂げたほど。(*2)(*3) そんな彼が物語で堕落した政腐を相手に己の信念を曲げずに暴れまわり完膚なきまで叩き潰すのは非常に痛快この上ない。本作のテーマの一つである(反逆)を見事に体現している。主人公が活躍する爽快感という意味では間違いなく本作はシリーズトップクラスといっていいだろう。 全体的に印象に残りやすいBGM 特に、フーカとのボス戦で流れる「You Go Girl」は 歌詞のほとんどが音楽に合わせて「ラ」を連呼するだけ という「お願いだから歌わないで」(*4)を彷彿とさせる強烈な電波ソングであり、フーカの電波じみたキャラクター性もあって脳裏にこびりついたプレイヤーも多かったはず。 賛否両論点 修羅の解禁条件が理不尽 『2』から導入された敵のステータスが著しく強化されるモード。難易度が高いが、レベル上げがし易い・強いアイテムが手に入るといった恩恵がある。 解禁条件は「PフロンガーX」という界賊船のパーツを全て集めること。一見すると難しい条件には見えないが、「PフロンガーXボディ」というただ1つのパーツが、一部のプレイヤーに大変辛い思いをさせている。 そのパーツをドロップするにゃんこ界賊団の出現確率が非常に低いのである。運の良いプレイヤーは割とあっさり入手できるのだが、そうでないプレイヤーは何時間ギブロ(後述)を続けても出ない。 そのため、この仕様は一部のプレイヤーから酷く嫌われている。 終盤のギブロ地獄 「ギブロ」とはギブアップ&ロードの略で、ランダム性の強い場面をソフトリセットを駆使して何度も繰り返し行い、自分の望む結果が出るまで粘る作業のこと。 本作で「究極」を目指そうと思った場合、ありとあらゆる場面でギブロを要求される。ギブロだけで数時間かかるケースも(上述のパーツ集めは下手すれば2~3日かかる)。 上述したパーツ集めのためのギブロ、アイテム界でレベルスフィア(*5)がたくさん出るまでギブロ、イノセントタウン(*6)が出るまでギブロ、ボスの装備がレジェンド(*7)になるまでギブロetc…。 完璧に拘らないプレイヤーにとってはそこまで気になる点ではないが、そうではないプレイヤーにとっては非常に面倒な要素である。 不満の声が多かったのか、後にリリースされた『3Return』『D2』ではギブロを要求される場面がかなり減っている。 汎用キャラクターの減少 3D化の弊害であるとも言えるが、前作から職業の数が減っている。好きだった職がなくなったことを嘆くファンも。(*8) 一応人気が高い職業はほぼ収録されているが、キャラクター育成が魅力のシリーズだけに残念な点である。 オンラインを利用したねこばば(アイテム増殖)について ねこばばとは『3』で登場した要素のこと。撃破した敵のアイテムを低確率で入手(コピー)できる。強化済アイテムを容易に増殖できることから賛否が分かれ易い。 このゲームには、自作した界賊団を他のユーザーのアイテム界に出現させることができるシステムがある。 このオリジナル界賊団の装備は盗めないようにされているのだが、設定ミスなのかねこばばを使った増殖はできてしまう。つまり、十時間以上かけて作った超性能の装備をコピーされてしまうのである。 短時間で戦力を強化することできるので、ゲームとしての寿命を大幅に縮めてしまう可能性が高い(*9)。 増殖された側からしても、苦労して作成したアイテムを他のプレイヤーにオンライン上で我が物顔で使用されてしまうのは面白くない。 一方で、問題点の項にて述べられているギプロのひとつ(それも、かなり面倒くさい)を解消するメリットも持ち合わせており、ストレス低減にもなる。また、時間の限られている人や社会人にとっては、他のやり込み要素に時間を回すことができるため、ありがたい一面もある。 問題点 バグ 日本一ソフトウェア作品の悪い伝統で、バグが多い。 現在はバージョンアップにより、大半のバグは修正されている。 ただ、修正パッチによって一時的にフリーズが発生するようになったことはある(現在は修正済)。 倉庫の使い難さ シリーズ全体の問題点で、倉庫のウィンドウが一列分しかなく、ソート機能も使い難い。 + モールス信号発信機による決め打ちオンラインねこばば ※現在はパッチで修正済 現在はバージョンアップによって修正されているが、発売当時はモールス信号発信機と、先述のねこばばとの組み合わせが問題視されていた。 「モールス信号発信機」とはオンライン対戦で撃破した相手の界賊団を、一度だけ自分のアイテム界に助っ人として呼び出すことができるアイテム。 モールス信号で呼び出す → ねこばば、の繰り返しで簡単にアイテム増殖ができてしまっていた。 メインキャラクターの強弱のバランスが悪い 特にやり玉に挙げられるのがデスコとフェンリッヒ。 デスコはお手軽に火力を上げられる魔ビリティーがある上に、固有技のどれもが射程が長く複数の敵を攻撃できるので非常に強力な強キャラである。一応移動力と防御力が低いという弱点があるが、上記の強みに加えて装備品で十分フォローできるので弱点足りえていない。 フェンリッヒは逆に魔ビリティーと固有技、武器技のどれもが扱いづらく弱キャラ一直線の性能になってしまっている。さらに耐久面においてはほぼ完全な上位互換と言えるフーカがいるのでなおさらである。(*10) デスコほどではないが、ヴァルバトーゼの強さもやや極端である。 敵を倒せば倒すほど強くなる魔ビリティーや、射程は短いものの攻撃範囲が広い上に一部は申し訳程度とはいえ体力回復効果を持つ固有技などこちらもかなり高性能な強さである。 その他つっこみどころ DLC購入で加入する日本一ちゃんの魔ビリティーに「ぺたんこ同盟(同エリア内のぺたんこ(つまり貧乳である)キャラ数分能力アップ)」なるアビリティが存在する。まさに、「貧乳はステータスだ!」を地で行く設定。 ぺたんこに該当するかどうかはキャラ・職業ごとに決められているが、デスコがぺたんこなのに対し、デスコと瓜二つであるデスゼットにはぺたんこ属性がないという重大なバグ設定漏れがある。 なお、キャラグラ上どう見ても「なさそう」なルチルやナギにもぺたんこ属性はない。 また、このアビリティの存在のあおりを受けてか、女性キャラの貧乳キャラ率が3と比べて高くなっている(*11)(*12)。 総評 強化されたグラフィックやさらなる追加要素により、さらに完成度が上がっており、イワシ閣下の愛称で親しまれる主人公「ヴァルバトーゼ」の人気も高い良作シミュレーションRPGである。 ここ数年『ドラグナーズアリア』『Let s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』『ラストリベリオン』(*13)などKOTYレベルの作品を発売する事も多かった日本一だが、本作によりその汚名返上に成功したと言える。 余談 「魔除けとして重宝されるイワシが弱いはずがない(=強い)」という理由から、本作のイワシは「魚強」という漢字で統一されている。 『ラストリベリオン』を自虐したネタが同名の高性能な拳武器として登場。 上記の通り主役のヴァルバトーゼの人気が高い。そのあまりの人気ぶりから抱き枕カバーまで発売されている。 本作のフーカ&デスコ編を最後に次回作から他のキャラが主人公を務める番外編が出なくなってしまった。(過去作のリメイク版は除く)理由は定かではないが、次回作以降、DLCの値段がどんどん上がってきているのでおそらく予算が足りないのが理由だと思われる。 魔界戦記ディスガイア4 Return 【まかいせんきでぃすがいあふぉーりたーん】 ジャンル 史上最凶のシミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション・ヴィータNintendo Switchプレイステーション4 発売元 日本一ソフトウェア 発売日 【PSV】2014年1月30日【Switch/PS4】2019年10月31日 定価 【PSV】5,980円【PSV・DL版】5,143円【Switch/PS4】4,980円 判定 良作 概要(Return) PS3版のPSVへの移植作品。新シナリオ「タイムリープ編」の追加、PS3版のDLCを全て実装、ゲームバランス調整などの変更点がある。 『魔界戦記ディスガイア3 Return』のセーブデータと連動させると、同作のキャラクターであるルチルとステラが仲間になる。 もちろん3Dグラフィックで登場する。『3Return』経験者にはとても嬉しい要素。 評価点(Return) ディスガイア移植作品恒例の、遊びやすさのさらなる向上。 PS3版で評判の悪かったランダム要素の強さ(ギブロ地獄)が大きく緩和された。それまで苦痛でしかなかった箇所がなくなり、ファンには大いに喜ばれた。 『ディスガイア D2』で好評だったチート屋(*14)、誠意を見せる(*15)などのシステムが導入され、より遊びやすくなった。 『3』から登場した「ねこばば」について、本作ではバトルスーツの固有技『暴走』による第三勢力化を活かしたねこばば(通称「暴走ねこばば」)が非常に効率がよく、ますます快適にやり込みできるようになった(*16)。 アイテムについて、好きなタイミングで名前を変えられるだけでなく、外見も変えられるようになった。 『4』や『3Return』でも名前の変更は可能だったが、外見はアイテム界でしか変更ができないため、育成が完了したアイテムの外見は変更することができなかった。 ゲーム終盤における、お金(ヘル)の価値向上 ランダムダンジョンからの脱出用アイテムについて、従来は非売品だったが、本作ではとある条件を満たすと購入できるようになる。 このアイテム、究極の育成においては大量に必要となるため、この仕様はありがたいのだが、1個あたり1兆ヘルと、RPGとしてはあり得ない価格設定。とはいえ、過去作で問題となっていたお金の無価値化を解決し、終盤でもお金を有意義に使うことができるようになった。 タイムリープ編について 後述の通りストーリーの出来はあまりよくないがエンディングに流れる(Forever Flight)は評価が高い。歌詞の内容はアルティナのヴァルバトーゼに抱く思いがつづられており、二人の関係が好きなファンには感涙ものである。だからこそ、タイムリープ編のストーリーをよくしてほしかったといえるのだが・・。 また、タイムリープ編クリア後は、シスターアルティナを使えるようにする議題が出てくるのだが、 この議題はヴァルバトーゼでしか始めることができない 。ヴァルバトーゼとアルティナの関係を考えると中々ニクイ仕様と言える。 フェンリッヒの性能が改善された 具体的には、一部の魔ビリティーの性能が向上している。これにより、ヴァルバトーゼと併用して戦うようにしておけば強みを発揮できるようになった。 問題点(Return) 凄まじい量のバグがある(PS3版より酷い)。またネットワーク機能を利用すると、アイテム界や暗黒議会でフリーズすることがある。 バグは技を使ったら場外に吹っ飛んだ、アイテム界で全滅したらエンディングが流れた(通常は拠点に戻されるだけ)、強化した特殊技がいつの間にか強化前に戻っていたなど。 アップデートでいくつかは修正されたが、それでもかなりの量が残っている。 フリーズはチート屋でネットワーク機能をオフにできるため回避可能だが、せっかくのシステムが台無しになっている感じは否めない。 ダメージバランスが再度悪化した。 前作『3』では弱すぎた攻撃魔法だが、『3Return』では改善され、特殊技と同等まで強化倍率が引き上げられた。 しかし、何を考えたのか今作で再び魔法が弱体化(強化倍率が『3Return』の半分に)。 オリジナル版の『4』と比べると倍率は変わらないが、時系列では『3』→『4』→『3Return』→『4Return』の順であるため、悪化したといえる。 『3Return』にはなかったペタ魔法(テラ魔法の1段階強化版)が追加されたが、威力は従来のテラ魔法と変わらないためフォローされたとは言えない。 タイムリープ編について 本作の目玉として紹介されたタイムリープ編だがはっきり言ってストーリーの出来があまり良いとは言えない。 まず初めに、ストーリーの出だしがフーカとデスコが謎のアイテムを見つけて過去にタイムスリップするところから始まるというもの。ストーリーの出だしとしては無理があると言わざるをえない。またこのアイテムが一体何なのか、なぜ存在しているのかは最後まで明らかにならない。暴君ヴァルバトーゼ編のように過去を知っている人(ヴァルバトーゼとか、アルティナ)に聞くところから始めるほうが出だしとして自然な気がするのだが・・。 またPVではヴァルバトーゼとアルティナの過去が明らかになると宣伝されていたのだが、その二人の絡みも物語終盤になってからである。しかもそこまで詳しく描写されていない。そもそもの話、上記の通りフーカとデスコ(+ナギ)という本来なら過去の二人にかかわるはずのない人物がかかわってしまっているためタイムパラドックスが起きてしまっている。上記の宣伝に矛盾が生じる。 新キャラクターとして出てきたナギ・クロックワークも好感を持ちづらいキャラになっており評価はよくない。公式では(頑張り屋でしっかり者)と書かれているのだが、ゲーム内ではヒステリックで自分勝手かつワガママな面が目立っている。またうかつな行動をとって周囲に迷惑をかけるシーンもあるため、とてもじゃないが頑張り屋でしっかり者には見えない。また、本作ではナギを話の中心として物語が進んでいくので、本来のキーパーソンであるはずのヴァルバトーゼとアルティナの印象と活躍を食ってしまっている感が否めないのも低評価の理由である。 総評(Return) 「据置機で発売 → 携帯機でリメイク」の流れは初代からの恒例であり、その度に最新作の便利システムや携帯機ならではのお手軽さを加えた傑作に仕上がっている。 本作においてもそれは例外ではなく、当時最新作であった『D2』から便利さを取り入れ、かつ強化されたグラフィック等はそのままに再現されており、劣化点も見当たらない。 携帯機用ディスガイアとしては最高傑作といっても過言ではない一品。
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ディスガイア D2 機種:PS3 作曲者:佐藤天平 開発元:日本一ソフトウェア 発売元:日本一ソフトウェア 発売年:2013 概要 魔界戦記ディスガイアシリーズ第1作『魔界戦記ディスガイア』の登場キャラクターであるラハール・エトナ・フロンの3人を中心とした物語が描かれる。シリーズ10周年記念作品でもある。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Disc 1 CRADLE OVER 佐藤天平 歌:茅原実里 Whisper of Hell ~ Darkness Devil Rock Hero Sailing Heaven’s Blossom Tasty☆Magic 歌:吉田麻衣 Next Departure Moving Express Bad Guy Paradice Basket Brown Leaf よくばりっこりんぐ♪ 歌:荒蒔麻弥 Akuma Stadium Prince of Darkness Popping Over Black Screamer Live Arrival 歌:佐藤天平 Ray of Light Devil Pop Star Super Timer Crash the Gate Rockin’ Princess 歌:三森すずこ Brilliant Blue Red Moon Dance Sad to Say Dramatic Devil Story ここから始まるストーリー 歌:崎濱唯 Disc 2 Sparkling 佐藤天平 ローゼンクイーン商会魔界支店 Akuma Drops Witch Hunting Angel Smile Hystelic Kingdom がんばれ女の子 華麗なる闇族 いたずら悪魔の足音 Running Fire ディスガイア 悲しき天使 Pandora Ignition サウンドトラック ディスガイア D2 オリジナルサウンドトラック PS3初回限定版特典。 ディスガイア D2 アレンジサウンドトラック
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魔界戦記ディスガイアシリーズリンク 本編 スピンオフ 関連作品 取り扱い対象外 概要 本編 機種 タイトル 概要 判定 魔界戦記ディスガイア PS2 魔界戦記ディスガイア 「史上最凶のやり込みSRPG」の元祖。HPSPは4000万、他は2000万まで強化できる圧倒的やり込み要素が話題を呼んだ。 良 PSP 魔界戦記ディスガイア PORTABLE 新シナリオ「エトナ編」を収録した移植作品。 魔界戦記ディスガイア PORTABLE 通信対戦はじめました。 通信対戦機能を追加した廉価版。 DS 魔界戦記ディスガイア 魔界の王子と赤い月 初の任天堂ハード。移植に伴い、ボイスの削除や音質の低下などの改悪点が多い。 劣化 Win 魔界戦記ディスガイア PC (*1) 日本一初のPC(Steam)進出。PSP版をベースに新インターフェースを採用。 良 Switch/PS4 魔界戦記ディスガイア Refine 初代『ディスガイア』のリマスター版。 魔界戦記ディスガイア2 PS2 魔界戦記ディスガイア2 基本的なシステムはそのままに、裏面・修羅といった新要素を追加。 良 PSP 魔界戦記ディスガイア2 PORTABLE 新シナリオ「アクターレ編」を収録し、バランス調整を施した移植作品。 Win 魔界戦記ディスガイア2 PC (*2) PSP版のDLC全部入り移植。 魔界戦記ディスガイア3 PS3 魔界戦記ディスガイア3 「学園」がテーマのナンバリング第3作。日本一ソフトウェアの初PS3参入作品。インフレ度合いもさらにパワーアップ(攻撃魔法を除く)。 良 魔界戦記ディスガイア3 ラズベリル編はじめました。 大型DLC「ラズベリル編」を収録した拡張ディスク。 PSV 魔界戦記ディスガイア3 Return PS3版で配信された全てのDLCに加え、複数の新シナリオを収録した移植作品。 良 魔界戦記ディスガイア4 PS3 魔界戦記ディスガイア4 「政治」がテーマのナンバリング第4作。キャラクターグラフィックがドット絵から3Dの精密なイラストに進化。 良 魔界戦記ディスガイア4 フーカ デスコ編はじめました。 大型DLC「フーカ デスコ編」を収録した拡張ディスク。 PSV/Switch/PS4 魔界戦記ディスガイア4 Return PS3版の全DLCと追加シナリオを収録し『ディスガイア4』が帰ってきた。 良 Win 魔界戦記ディスガイア4 Return (*3) 『4 Return』のWin移植版。オンライン要素もアップデートで追加された。 ディスガイア D2 PS3 ディスガイア D2 シリーズ10周年記念作品。『1』のグッドエンド直後の物語を描く。 良 魔界戦記ディスガイア5 PS4/Switch 魔界戦記ディスガイア5 「復讐」がテーマのナンバリング第5作。全体的には『D2』の流れを汲む初心者にもプレイしやすい作品。Switch版にはPS4版で配信されていた有料DLCが全て最初から収録されている。 良 Win 魔界戦記ディスガイア5 (*4) 英題が『コンプリート』であるにもかかわらず削除要素がある移植版。PS4版の有料DLCは最初から収録されている。 魔界戦記ディスガイア6 Switch/PS4/PS5/Win 魔界戦記ディスガイア6 (*5) 「超転生」がテーマのナンバリング第6作。新規層の取り込みを目指したが、ファンの求める作品とは相容れなかった一作。 シリ不 魔界戦記ディスガイア7 PS5/PS4/Switch/Win 魔界戦記ディスガイア7 シリーズ初の和風な世界観が舞台となる作品。『6』とは打って変わって、『5』をベースに正統進化を遂げている。 良 スピンオフ 機種 タイトル 概要 判定 PSP/Switch プリニー ~オレが主人公でイイんスか?~ 史上最凶やみつきACT。残機1000は伊達ではない。 良 プリニー2 ~特攻遊戯! 暁のパンツ大作戦っス!!~ 残機1000あっても全然足りないっス! 不安定 PSP ディスガイア インフィニット 『インフィニットループ ~古城が見せた夢~』のキャラ差し替え品。 なし Switch プリニー1・2 『プリニー』『プリニー2』をカップリングしたパッケージ版。 関連作品 機種 タイトル 概要 判定 PS/Win/Switch マール王国の人形姫 マージョリーの初出作。 良 マールじゃん!! ラハール、エトナ、フロンがゲスト出演。 PS2 ラ・ピュセル 光の聖女伝説 プリエの初出作。ゲームシステム面では『ディスガイア』の前身と呼べる。 良 PS2/Wii/PSP/Switch/Win ファントム・ブレイブ ラハール、エトナ、フロンがゲスト出演。ゲームシステム面では『ディスガイア』の要素がいくつか受け継がれている。 良 ファントム・キングダム ディスガイアシリーズと世界観を共有。ラハール、エトナ、フロンがゲスト出演。主人公ゼタはDS・PSP版『ディスガイア』にも登場。また「次回作の主人公」アサギはこの作品が初出。 なし PS3 クロスエッジ コンパイルハート開発、ゲーム会社5社のクロスオーバーRPG。エトナ、プリニーがゲスト出演。 なし 360 クロスエッジ ダッシュ PS3 トリニティ・ユニバース エトナ、フロン、プリニーがゲスト出演。 PSP/Switch/Win 絶対ヒーロー改造計画 いわゆるローグライクゲーム。装備が防具も外見とBGMに反映されるユニークな要素も。セーブが強制的に上書きであるのに、フリーズ・進行不能等のバグが足を引っ張った。♪付いたあだ名は「へっぽこ」(*6)プリニー族、珍茸族、寝子猫族、邪猫族の各種と、ラハール、エトナ、フロン、アサギ、バルヴォルガがゲスト出演。 不安定 PSP 流行り神3 警視庁怪異事件ファイル プリニーがカメオ出演。 なし DS ジグソーワールド ~大激闘! ジグバトル・ヒーローズ~ ジグソーパズルを早解きするゲーム。操作キャラクターとしてエトナが登場。PSの同社製同名ゲームとはシステムが違い、ピースがライバルと共用で、同じマップ内で完成させる。正しい位置に嵌めた数を競うというルールがあり、ライバルを妨害する要素も存在している。パズルの内容はどれも小学館の『21世紀こども百科』(現在における『図鑑NEO』の前身)のような内容となっている。実際にクリアしたステージの画像を閲覧する際に、描かれているものについての知識を得ることができる図鑑機能(*7)あり。 3DS ビックリマン漢熟覇王 三位動乱戦創紀 ラハールやエトナを始め多数のキャラクターが登場。実物シール(入りビックリマンチョコ仕様のお菓子)も数回販売された。後に増加した「〇〇マンチョコ」(コラボ系シリーズ)の元祖とも言える(*8)。 ブラウザ webファントムブレイブ 運営はGamania。『ファントムブレイブ』のキャラクター(*9)やアイテム、そしてプリニア(*10)が登場。途中まで課金要素がそこそこ強かったが、後にダメージ計算式を大幅に変更するという暴挙に。それまでの課金がある日突然無に帰す(*11)アプデとなり、それと対照的に元来の処理の重さ等の問題は解決していない始末。このような運営が続いた結果、サービス開始からわずか8ヶ月で終焉を迎えることとなった。 執筆禁止 取り扱い対象外 機種 タイトル 概要 iOS/Android 魔界ウォーズ スマートフォン専用ゲームアプリ。2022年10月21日サービス終了。当初はアサギのデビュー作品になる予定だったが、13年の時を経て初の正式な主人公に。 ディスガイアアプリ スマートフォン専用ゲームアプリ。詳しくはこちら公式サイト。 概要 日本一ソフトウェアから販売されているSRPGシリーズ。 一般的なSRPGと比べると、やり込みを大きなコンセプトとしており、ほかのゲームではあまり見られないような高ステータス、特大ダメージが特徴的。 これらの特徴は同社から発売された『ラ・ピュセル 光の聖女伝説』においても既に確立されていたものの、同作はあくまでストーリーメインの中にやり込み要素も存在するといった程度だったが、本シリーズではやり込み部分に大きなスポットが当てられており、本編はチュートリアルと呼ばれることが多い。 かつては、やり込みを堪能するためには文字通り途方もない時間が必要という作品も多かったが、この点はシリーズを経るごとにある程度まではそれほど苦労せず到達できるようになっている。 もっとも、少しでもキャラを強くしたり、アイテムを強化したりといった細部までのこだわりを意識し出すと時間がいくらあっても足りないのは近作でも同様といえる。 「魔界戦記」というタイトルが示すとおり、シリーズの舞台は魔界であり、登場人物も大抵が悪魔となっている。そのため、力こそが正義、裏切りも日常茶飯事といった悪魔らしい価値観・倫理観が蔓延る世界となっている。 一方で、魔界と対になる天界や、人間界も存在しており数こそ少ないが作品によって天使や人間が登場することもある。 舞台となるフィールドは作品ごとに異なっているが、作品ごとにあくまで別の魔界の物語という形式となっている。 物語に直接関わってくることはないが、キャラメイクや名付けができる「汎用キャラクター」と呼ばれるキャラクターがいるのも本シリーズの売りであり、シリーズ通して登場するおなじみの汎用キャラも存在することから、メインキャラクターそっちのけで汎用キャラを愛で、汎用キャラ中心で攻略を行うプレイヤーも少なくない。人間タイプの他、モンスターも選べる(*12)のが特徴であり、大抵はゲームの進行に応じて徐々にアンロックされていく。 なお、汎用キャラクターについては同社の『ファントム・ブレイブ』シリーズにおいても登場するが、必ずしも後発になるほど追加されているわけではなく、特定の1作にしか登場しないキャラクタータイプも多い(*13)。 本シリーズに登場するキャラクターであり汎用キャラクターでもあるプリニーは本シリーズのマスコットキャラといえる存在であるが、本シリーズの知名度が高まることによって、それまでの日本一ソフトウェアのマスコットキャラであったエリンギャーを置き換える形で同社のマスコットキャラクターとなった。
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ディスガイア D2 【でぃすがいあ でぃめんしょんつー】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション3 メディア BD-ROM 1枚 発売・開発元 日本一ソフトウェア 発売日 2013年3月20日 定価 7,140円(税込) レーティング CERO A(全年齢対象) 廉価版 PlayStation 3 the Best2015年5月28日/3,800円(税別) 配信 PS Store 2015年5月28日/3,142円(税込) 判定 良作 魔界戦記ディスガイアシリーズリンク ストーリー 概要 ゲームシステム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 ストーリー 強大な力とカリスマを誇った先代魔王の死後―魔界は、その覇権をめぐる戦国時代に突入した。くり返される戦いの果て、名だたる強者を退けて年若い悪魔が台頭する。その悪魔の名前は『ラハール』。亡き魔王の一人息子であった。ラハールは自由奔放な悪魔や、変わり者の天使、人間までも仲間に加えて戦い―ついに『魔王』になった。 それから数年の時を経て傍若無人な魔王・ラハールさまと仲間たちの、あらたな冒険がはじまろうとしていた。 ラハール統治下の魔界に起こる異変!予想の斜め上を行く人物の乱入!反乱分子の台頭!魔界をゆるがすアイドルライブ!? 彼らの進むところには、トラブルとドラマが巻き起こる!驚きと興奮、笑いと涙の一大スペクタクル、開幕―!! (ディスガイア D2 公式サイトより引用) 概要 史上最凶のやり込みSRPG、ディスガイアシリーズの第5作目。日本一ソフトウェア20周年記念作品の1つ。 第1作目のグッドエンド後を描く作品で、時系列では『1』の数年後。『2』よりも前とされている。 裏面、キャラ(学級)界、魔チェンジなどが廃止され、『1』『2』の要素が復活するなど原点回帰を意識した内容になっている。 アイテム界がアイテム“海”に改名された。 ゲームシステム チート屋 獲得経験値やマナの増減、敵の強さの変更、修羅と通常の切り替えなどを行うシステム。 獲得ヘルを100%→0%と減少させるかわりに、獲得経験値を100%→200%と増やす、といった使い方ができる。 マップ上のキャラクター全員がプリニー体質(投げられると爆発する)になる、コマンドキャンセルが不可能になるなど、面白い機能もある。 羅刹モード 2013年7月のバージョンアップで実装された「修羅」を超える高難易度モード。 パラメータの上限が増え、敵のステータスが大幅に強化される。 ステータス1億超えは当たり前。最大強化時のアイテム神などは主要ステータスがカンスト(9億9999万)している。 攻略難度は高いが、アイテムLvの上限増加(Lv999まで)、ステータス成長率強化など羅刹モードでしか受けられない恩恵もある。 修羅ボーナス 転生、アイテム海の他に、修羅ボーナス稼ぎという新しいやり込みが登場した。 凶悪なステータスを持つ修羅の敵を撃破すると、その敵のステータスを吸収できる。 上限が設定されているため、修羅ボーナスだけでステータスカンストを達成させることはできない。 評価点 美麗なキャラクターグラフィック キャラクターグラフィックは『4』と同様に3Dで描かれているため、美しく見栄えが良い。 本編におけるラハール達の面白おかしいアクションも見所。 ゲームシステムの改善 アイテム海の仕様変更。最下層をクリアすると、アイテムLvを引き継いで1階から攻略し直せる。 過去作でありがちな「レベルスフィアが出ない」「○○を倒し損ねた」などのトラブルが起こり得ない。ギプアップ&ロードの必要もない。 剣の弱体化、槍の強化など武器バランスの見直し。弱い、役に立たないと酷評されてきた槍がようやく日の目を見た。 ディスガイアシリーズにおける大きな不満点であった倉庫の使い辛さがついに改善された。 所有アイテムをカテゴリ別に分割して表示することができる。ソート機能ももちろん健在。 他にもアイテム保護機能、まとめ売り、倉庫と携帯袋が統合などの細かい追加・変更点がある。 デールの無料配布(アイテム海入口でもらえる)、チート屋の導入、ゲームオーバーの廃止など初心者向け要素を強化。 経験者からも「面倒な要素が減って楽になった」と好評。 ステータス上限の増加 HPSPは4000億、他は9億9999万9999まで強化可能。 果てしなく遠い道に思えるかもしれないが、転生、ウェポンマスタリー、アイテム強化、修羅ボーナスなどを極めればちゃんと到達できるようになっている。 ヤリコミノサイハテ 最後に攻略するステージで、超魔王バールとの決戦の舞台。先手必勝・一撃必殺が基本のディスガイアにおいて、まさかの長期戦が繰り広げられる。 育成が完了したキャラクターが居ても、操作ミスで安易に逆転されてしまう。SRPGらしい緊張感の中で遊ぶことができる。 1000億を超えるダメージの応酬は必見。普段は出番のない斧、弓、銃もここでは活躍する。 ラハールについて 過去作と比べると俺様至上主義は相変わらずなものの、立派な魔王になるために努力したり、事態解決に自ら動いたりするなど責任感が強くなった。また、本作で初登場した自称妹のシシリーについては表面上きつい態度をとりつつもなんだかんだで気に掛けるなど、今までになかった シスコンとしての 一面が現れるようになった。総じて過去作の経験で立派に成長しているといえる。特に、第七話と最終話での 一人の魔王もとい兄として戦うラハール の姿は純粋にカッコイイ のでファンならば一見の価値がある。 賛否両論点 必要とされる時間の長さ ステータスカンストまでにかかる時間が非常に長い。その長さ故に、やり込む前からやる気を失くしてしまうプレイヤーが少なくない。 アイテム育成にかかる時間(パラメータカンストまで)が1つあたり約25時間。キャラ育成(転生とレベル上げの繰り返し作業)にかかる時間が1体あたり約4~5時間。 1体のキャラが装備できるアイテムは4つなので、全ての装備を完成された物で埋めようと思ったら100時間以上はかかる。 更に、今作には『3』や『4』のような、効率的なアイテム増殖技が無い事も、必要時間の長さに拍車をかけている。育成人数を増やせばその分だけ所要時間が正比例することに。 ただ、やり込みは自己満足であり強制されるものではない。あくまでステータスカンストに拘るプレイヤーにとっては酷い仕様というだけで、気にしないプレイヤーにとっては全く問題にならない点である。 「長く遊べる」と評価するプレイヤーもいるが、以下の点より、問題点に近いと言える。 もともとディスガイアはやり込みプレイヤー向けのゲームであるが故、やり込みプレイヤーの割合が他ゲームより比較的多いこと 上記の1人あたりの育成時間(100時間)×キャラ人数が、現実的に確保可能なプレイ時間をはるかに凌駕すること 過去作にあったアイテム増殖技など、育成効率を上げるシステムが賛寄りの評価であったこと ゲストキャラクターの選出 本編と関わりを持たない、いわゆる隠しキャラクターのこと。 日本一ソフトウェアの作品では、本編クリア後のオマケ要素として、過去作や他作品(稀に他社)のキャラクターが登場するのが定番となっている。 ドット絵だった過去作のキャラクターグラフィックがどのように進化したのか、期待を寄せるプレイヤーは多かった。しかし…… + 詳細 ※ネタバレ注意 『魔界戦記ディスガイア2』から アクターレ 『ファントム・キングダム』から ペタ、アサギ(※) 『魔界戦記ディスガイア4』から ヴァルバトーゼ、フェンリッヒ、エミーゼル、アルティナ 『絶対ヒーロー改造計画』から 田中デスダーク(仲間にはできない) 見れば分かる通り、『4』のキャラクターが大半を占めている。 どのキャラクターも『4』の時点で既にグラフィックが完成しており、目新しさに欠ける。 新しいキャラクターの登場を期待していたプレイヤーは肩透かしを喰らった。 もちろん、これらのキャラクターが好きな人にとっては嬉しい要素である。 ただ、まさかの田中デスダーク出演には多くのプレイヤーが驚かされた。 ※厳密には『魔界ウォーズ(仮)』というゲーム(未発売)のキャラクター DLCキャラクターの選出 こちらもゲストキャラクターと同様に、日本一ソフトウェア作品の定番と言える要素である。1体(+小イベント)につき300円。 極上のサルバトーレ(*1)、アレク(*2)、エクレール(*3)などの新規参戦でファンを沸かせた一方、それ以外のキャラクターが『4』からの流用で、期待を寄せていたプレイヤーをガッカリさせた。 リリエル(*4)、メタリカ(*5)など他作品からの出演もありこちらは好評。 問題点 一部キャラクターが未登場 『1』の重要人物であった地球勇者一行が登場しない。名前すら出ない。ラハール達が彼らのその後について言及することもない。 地球勇者一行とは、ゴードン、ジェニファー、サーズデイ、カーチスの4人。魔界と天界のわだかまりの解決に貢献した。 公式HPのあらすじの項で述べられている「人間」は彼ら地球勇者のこと。にもかかわらず公式HPのダイジェストムービーでは活躍を丸ごと省略されている。 エトナやフロンほどではないが、彼らも一定のファンを持つ人気キャラクターである。せめて魔王城から居なくなった理由ぐらい、説明されても良かったのではないだろうか。 新キャラクターの大半がコンパチキャラ ほとんどの固有キャラクターが、汎用キャラクターの流用または改変で作られており、オリジナリティに欠ける。 純粋なオリジナルキャラクターはシシリーのみ。 + 詳細 ※ネタバレ注意 固有キャラクター 流用・改変元 ランサローテ アーチャー バルバラ 重騎士(女重騎士は本作が初登場なので、オリジナルと言えなくもない) レーニア 氷棲族(同上) ガルングン ゴーレム族 グロッソ 魔獣族 コガネスキー 魔界貴族 ゼノリス(通常ver、変身verの2パターン)という新キャラクターもいるが、こちらは敵としての登場のみで仲間にはできない。 「ゼノリスを仲間にしたかった」「DLCでも良いので配信して欲しい」という意見は多い。 演出面の劣化 『ディスガイアインフィニット』『4』『3Return』に搭載されていたバストアップアニメーションが本作にはない。 ステータスウィンドウに表示される顔グラフィックが、専用のものではなくキャラクターグラフィックのアップになっている。 ステータス画面に表示されるキャラクターのイラストが、『4』の使い回し。 一部のステージが再戦不可能 一度クリアすると、周回するまで二度と挑戦できないステージがいくつかある。 そのステージでしか入手できないアイテムを取り逃してしまうと、その周回でアイテム図鑑を埋めることができなくなってしまう。 同様に、そのステージに居るボスしか使わない特殊技演出を見逃すと、特殊技記録を埋めることができなくなる。 どちらもトロフィー取得に関わる要素であるため、そうとは知らずにステージクリアし泣きを見たプレイヤーが多く居た。 総評 「外伝でもない、リメイクでもない完全新作!」というキャッチコピーでリリースされた本作であるが、その割にはグラフィックの使い回しや過去作からの流用が目立つ。 とは言え、ユーザーの意見を取り入れて調整されたシステム、ボリューム満点のやり込み要素などゲームとしての出来は良く、遊び易さの点では据置機のシリーズ最高級とも言える。 シリーズ初心者・経験者、双方にオススメできる作品である。